2009年03月25日

マン(MAN)&三菱UFJ証券の償還時元本確保ヘッジファンドが、事実上運用中止に

 三菱UFJ証券が販売した「グローバル・マルチストラテジー・ファンド」シリーズが、積極運用ヘッジファンド部分は運用をあきらめたそうです。これにともない、解約料が無料に、解約手続きが迅速化されたとのこと。

 積極運用ヘッジファンド以外の部分(正確には、償還時に元本を確保するためのゼロクーポン債)は残っており、満期(償還)まで待てば、かろうじて償還時元本確保はできていて、具体的には以下の数値になるそうです。

「グローバル・マルチ・ストラテジー」(2004/9/27設定、2015/5/31償還)
満期償還時(約6年後):+13.41%

「マン・グローバル・マルチストラテジー2」(2005/1/24設定、2017/2/28償還)
満期償還時(約8年後):+13.67%

「マン・グローバル・マルチストラテジー3」(2007/6/29設定、2019/5/31償還)
満期償還時(約10年後):+0%


 この3つのファンド、昨年2008/11/1の時点で、積極運用ヘッジファンド部分への投資をゼロにして、現金とゼロクーポン債だけになっていました。再起をかけていたのでしょうが、おそらく今回マルチストラテジー3の償還時元本確保でギリギリの状態になって、このシリーズ全部まとめて積極運用再開をあきらめたのではないか?と思いました。

 これらを持っている場合、どうするか?

 マルチストラテジー3の場合は利率0%ですので、解約して外貨MMFなどでチャンスを待ったり外貨定期預金や他のファンドに投資するしかなく、解約するほかなさそうです。解約だと為替差益分の課税もありませんし(外貨MMFも同様)。

 問題は、シリーズの1や2を持っている場合です。仮に、すぐ解約して、米ドルの外貨定期預金に預けて、しばらく手をつけない、とします。現時点で、1年もの年利が最高0.74%(住信SBIネット銀行)、3年ものの年利が最高0.9%(同じく住信SBIネット銀行)なので、シリーズの1の場合は3+3=6年で約5.52%、シリーズの2の場合は3+3+1+1=8年で約7.09%。なので、償還時確保額は、少なくとも外貨定期預金より多いことになります。

 でも、機会損失を考えると正直微妙。他のファンドに乗り換えというのもアリかもしれません。解約→外貨MMF→他のファンドの購入時期をうかがう、のがいいのかも。

posted by 渡世人 at 16:36| Comment(0) | 商品情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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